2017年5月、メルボルン空港のニュージーランド航空ラウンジが場所を移して新たにオープンしました!広くてきれいなので、スターアライアンスを利用する方にはおすすめ!
目次
メルボルン空港のニュージーランド航空ラウンジの場所
ニュージーランド航空のラウンジは、メルボルン空港(タラマリン空港)の第2ターミナル入国審査後の場所にあります。
同じエリアに
- カンタス航空
- シンガポール航空
- キャセイパシフィック航空
- ニュージーランド航空
の4つの航空会社ラウンジがありますが、ニュージーランド航空ラウンジだけ違う階にあります。
下の階に下りるエスカレーターにはこんな表示が。
Our lounge has moved.(ニュージーランド航空ラウンジは引っ越しました。)
調べてみると、2017年5月に新装オープンしたばかりとのことです。
スターアライアンス便のビジネスクラス以上搭乗者、スターアライアンスゴールドメンバーであれば、上の4ラウンジのうちシンガポール航空・ニュージーランド航空ラウンジを利用できますが、シンガポール航空のラウンジは、シンガポール航空便出発の3時間前からしかオープンしないので、営業時間の観点からはニュージーランド航空ラウンジの方が便利です。
今回のラウンジの利用時間
以下で掲載する写真を見ていただければお分かりになると思いますが、私が入室したとき、ラウンジはガラガラでした。
ラウンジを利用したのは日曜日の18:00~20:00の間です。18:00に入室したときにはガラガラでした。その後も少しずつ人は増え始めますが、20:00退室になってもガラガラの状態には変わりなく、とても快適でした。同じ時間帯にスターアライアンス便が少ないことが影響しているようです。
メルボルン空港NZ航空ラウンジ入口の様子
ラウンジの入口はこんな感じです。
シドニー空港の入口とそっくりです。
シドニー空港のニュージーランド航空ラウンジについてはこちらの記事で解説しています。
入口には自動ドアが設けられています。
スターアライアンスゴールドメンバーが利用できることが分かります。
それでは、中に入っていきましょう。
メルボルン空港のNZ航空ラウンジ内マップ
手作り感満載で、縮尺がアヤシイですが、ラウンジ内のマップは大方こんな感じです。
メルボルン空港のNZ航空ラウンジ内ツアー
ラウンジは広く、開放的です。雰囲気はシドニー空港のニュージーランド航空ラウンジとそっくり。同じコンセプトで作られているようです。
それでは、ラウンジ全体をぐるりと巡ってみましょう。
入ってすぐ右側にラゲージルーム
ラウンジに入って受付を済ませると、すぐにラゲージルーム(荷物の置ける部屋)があります。
残念ながらロッカーではないので、盗難が心配ですね…。積極的に使えるスタイルにはなっていません…。
ラウンジスペースを周遊してみましょう
まず、右奥方面へ進んでいきましょう。
ラウンジ右奥には、一人掛けソファー・並び掛けソファー席が設けられています。
更に奥へ進むと…
ソファーは一人掛けですが、グループでも利用できるようなスタイルになっています。
更に右奥のスペースへと進み、振り返るとこんな感じです。
同じスペースを別アングルから…。
このスペースにはプリンタも用意されているので、ビジネスでの利用も想定されているようです。
プリンタの他、コンセントやUSB電源ポートもたくさん用意されています。
なお、このほかの場所でもコンセント・USB電源ポートは至る所に設置されているため、モバイルデバイスの充電には事欠かないと思います。
少しアングルを変えて、全体を見渡してみましょう。
それでは、場所をラウンジ左奥へ移します。
ラウンジ左奥には、キッズスペースがあります。TVでも子ども用番組が流されていました。
その一歩手前にはラウンジスペースがあります。
ラウンジ中央から入口(受付)方面を臨むとこのような感じです。
ラウンジ中央のバリスタコーナー
ラウンジの中央にはバリスタコーナーがあります。私がラウンジに入ったときには既に閉まっていましたが、タッチパネルで希望のコーヒーを注文できるようです。
メルボルン空港のNZラウンジドリンクコーナー
ドリンクコーナーは2カ所用意されています。
食事コーナー付近のドリンクコーナー
まずは食事コーナー付近のドリンクコーナーです。こちらがメインのようです。
ドリンクコーナーはこんな感じです。これもシドニーとそれほど変わらない印象です。
こちらはコーラなどのドリンクサーバー。時間は19:00頃でしたが、既にサービスが終わっていました…。ただ、下の冷蔵庫に缶・瓶のソフトドリンクが冷やされていました。
ちなみにこの冷蔵庫にはビールやワインも入っています。
ちなみに、ワインはボトルごと入っています(笑)みんなボトルごと持っていくのかな…。
その他、ソフトドリンクとしてはジュースがありました。こちらも残り少ないですが、この後補充されていました。
こちらはウォーターサーバー。水のほかにお湯・炭酸水が出せます。奥にある紅茶はここのお湯を使ってセルフで作れるようになっています。
ラウンジ中央のバリスタコーナーは営業終了となっていましたが、コーヒーメーカー(エスプレッソマシン)は稼働していました。
サブのドリンクコーナー
ラウンジ右奥にもドリンクコーナーがありました。規模は食事コーナー付近のドリンクコーナーよりは小さく、サブの位置付けのようです。
こちらも冷蔵庫でアルコール・ソフトドリンクが冷やされていました。やっぱりワインはボトルごと…(笑)
コーヒーもここで作れます。
ビュッフェコーナー
ビュッフェコーナーの品揃えも、シドニー空港ニュージーランド航空ラウンジとそれほど変わらない印象でした。
↑このロール、とても美味しかったです。
ホットミールは4種類。味付けはアジア系でした。
↓ホットミールは4種類ありました。
↑左の器がタイ風のチキン、右側がライスでした。ライスはお米がパサパサで今ひとつ…。
↑この中はカレーでした。こちらもアジアンな香りがしました。
↑この中には野菜の炒め物が入っていました。
なお、飲み物は一部サービス終了となっていましたが、食べ物はしっかりと補充されていました。
私が食べたのは2つだけ(笑)
今回はビュッフェコーナーに最も近い席で食事をとりました。
反対側(ラウンジ全体を見渡す)景色はこんな感じです。
この後にエアチャイナビジネスクラスの食事を控えていたので、食事は2種類だけで我慢しました。
選んだのは、チキンとカボチャと野菜のロール、ココナッツムース?的なデザートの2つ。どちらも美味しかったです(特にロールはおかわりを迷いました(笑))。
メルボルン空港のNZ航空シャワーコーナー
シャワーコーナーの場所
シャワーコーナーはラウンジに入って右奥の場所にあります。
シャワーコーナーに入ると…
入口の扉の様子がこちらです。
この扉を開けると、中はこのようになっています。
全8室(うち1つはハンディキャップ用)で、受付に申し出なくても空室があれば自分で勝手に使ってもOKのようです(タオル等はしっかり準備されています)。
シャワールーム内の様子
シャワールーム内を見てみましょう。扉を開けるとこのような景色になっており、シドニー空港ニュージーランド航空ラウンジと全く同じ印象です。
広くて清潔です。奥から振り返るとこんな感じです。
天井にはスピーカーがあり、音楽が常に流れています。
鏡台の設備とアメニティ(アメニティはほとんどありません…)
鏡台の引き出しにはドライヤーやハンドタオルが入っています。その他のアメニティ(歯ブラシなど)は一切用意されていません。この点もシドニー空港のニュージーランド航空ラウンジと全く同じです。
ドライヤーの風圧はトンデモなく強いです(笑)
その他の引出しは、使用済みタオル入れ・くずかご入れになっています。
洗い台も清潔そのもの。すぐ隣にはコンセント設備もあります。2口あるので、ドライヤーと同時にその他の用途にも使用できるようになっています。
トイレ設備
シャワールーム内にはトイレもあります。ウォッシュレットのない、普通の洋式トイレです。
タオル
タオルはバスタオル・フェイスタオルが複数用意されていました。次々と使われることを念頭に置いているようです。
シャワー設備
シャワーはレインシャワーとハンドシャワーの2種類が設置されています。
↑これがレインシャワーで、
↑これがハンドシャワーです。
水圧は必要十分~少し強いレベルでした。横にはソープ類が準備されています。
シャワールーム利用後…
シャワールームを使い終わって通路に出ると…
なんと、バリケードが設置されていました(笑)
このとき時刻は18:30頃でしたが、利用する人が少ないので、使えるブースを制限しているようです。
ラウンジを利用しての印象
ニュージーランド航空ラウンジは、シドニー空港での利用に次いで2回目の利用でしたが、コンセプトを同じくして作られているようで、中の雰囲気や料理・飲み物のレパートリーはほとんど同じでした
さすができたてホヤホヤなラウンジなだけあって、ラウンジ内はとてもきれいでした。スタッフも清潔さをキープするのに気をつかっているようで、ちょっとしたヨゴレを見つけるとすぐに掃除するという姿勢を徹底していました。とても好印象です。
18:00から一部ドリンクサーバーをストップさせたり、シャワールームにバリケードを作ったりとサービスを潔く閉じ始めるあたり、オーストラリアらしさがあるような気がしますが(笑)、ゆったりと過ごすことができる点には変わりありません。
特に、エアチャイナでメルボルンから北京へ向かう場合は、ちょうど夜発の便になるのでラウンジ内はガラガラです。十分快適に過ごすことができると思います。
参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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