OKAタッチの経路を使用した際、那覇空港で5時間ほど時間が余ったので、近くの瀬長島に足を伸ばしたときの様子をお伝えします。
OKAタッチを繰り返すと、だんだんと那覇空港内で時間を潰す手段がなくなってきます。那覇空港での待ち時間が1~2時間であれば、ラウンジや飲食店でのんびり過ごせば良いですが、時間が空いてどうしてもヒマを持て余しそうなときにはぜひ参考になさって下さい。
目次
瀬長島へのアクセス
モノレールとシャトルバスの乗り継ぎがオススメ
瀬長島へはタクシーでもアクセスできますが、モノレールと無料シャトルバスの乗り継ぎがオススメです。
具体的には、
【那覇空港】→(モノレール1駅)→【赤嶺】→(シャトルバス)→【瀬長島】
というルートです。
シャトルバスは、瀬長島ホテル・ウミカジテラスを利用する人向けに運行されているようです(シャトルバスの車体にそのようなペイントがされていました)が、特にホテル宿泊の証明等は必要なく、瀬長島を観光したい人全般が利用できるようになっているようです。
では、具体的なアクセスの様子を説明していきます。
那覇空港からモノレール「ゆいレール」に乗車
空港から駅へ
まずは空港から駅へ歩きます。空港の2階から駅までは通路で繫がっています。
案内に従って進むと、駅に到着です。
切符を買ってみました。
赤嶺駅まで、110円のきっぷを購入します。
自動改札機の使い方
ゆいレールの自動改札機には、きっぷを入れる場所がありません。
じゃあどうするんだ?って話ですね。
実は、きっぷにはQRコードが印刷されているので、そのQRコードを自動改札機のセンサーにタッチすれば通過できます。
↑このバーコードを…
↑この改札機の赤枠の中に…
↑タッチします。
読み取りのスピードは速いので、QRコードが正しい場所にしっかりとタッチされさえすれば、それほどまごつくことはないと思います。
「赤嶺」駅まで乗ります。たった1駅だけですが…
改札を通過したら、あとは乗車するだけです。ホームは2つありますが、那覇空港は始発駅なので、どちらのホームの車両に乗ってもOKです。
これで1駅だけ移動し、「赤嶺」駅で下車します。
自動改札機の使い方
改札から出るときには、入るときと同様にきっぷのQRコードを改札機にタッチします。
使用済みのきっぷは、改札機の奥にある「きっぷ回収」と書かれた箱に入れます。
赤嶺駅から瀬長島までシャトルバスに乗車
駅からバスの発車場所まで
駅に着いたら、シャトルバスの乗り場に行きます。それほど遠くありません。
まず、改札を出て突き当たりを左に曲がります。
しっかりと案内があります。「バイク駐輪場横の屋根のあるベンチ付近に停車します」ということです。
矢印の方向に進み、階段・エスカレーターを使って地上に降り、「バイク駐輪場横の屋根のあるベンチ」に行けばOKです。
ちょうどこのあたりがバスの発車場所になります。
すぐそこに石碑がありましたが、赤嶺駅は日本最南端の駅だそうです。
シャトルバスに乗車
シャトルバスはマイクロバスでした。
車体に「Umikaji Terrace」「琉球温泉 瀬長島ホテル」のペイントがなされています。瀬長島にある主要施設はこの2つなので、大体どちらかに用件のある人の乗車がほとんどだと思います。
バスは30分~1時間に1本と本数が少ないので、事前にチェックが必要です。
乗車すると、そのまま瀬長島ホテルまで直行します。10分程度しかかかりませんでした。
到着場所は瀬長島ホテル
瀬長島ホテルの前で下車しました。Umikaji Terraceに行く場合は、ここから坂道を3分ほど下ればOKです。案内表示もあり、道も1本なので迷わないと思います。
到着場所からは那覇空港や、空港から離陸する飛行機がよく見えました。
ここから那覇空港に戻る場合も、同じ場所からバスが発車します。
Umikaji Terrace(ウミカジテラス)を散歩
Umikaji Terraceとは
Umikaji Terraceは、瀬長島の海に面した斜面にある商業施設で、レストラン・ショップが建ち並びます。
主に地元のものが多く販売されているので、「沖縄らしさ」を感じながらショッピング・食事を楽しむことができる、とても雰囲気の良い場所です。のんびり散歩するだけでも気持ち良いと思います。
ブラブラ歩きました
バスを降りて、坂道を数分下ると、Umikaji Terraceがありました。
斜面に沖縄らしいお店が建ち並びます。海がすぐそばにあり、潮風がとても心地よかったです。平日朝の10:00頃だったからか、人はそれほどいませんでした。
こんな風に、那覇空港を発着する飛行機も見ることができます。
那覇空港内での食事に飽きたら、ここまで食事しに来てもいいような気がしました。交通費も110円で済みますし…。
瀬長島ホテル「龍神の湯」
続いて、瀬長島ホテルの日帰り温泉に立ち寄りました。
瀬長島ホテル「龍神の湯」について
- 営業時間 6:00~24:00(23:00受付終了)
- 入館料
大人:(平日)1,330円 (土日祝)1,540円
小学生:720円
幼児:無料
※バスタオル・フェイスタオルが付いてきます。
早朝から夜の24:00まで営業しています。使い勝手も良さそうですね(^^)
内部の様子(ちょっとだけ)
運良く入館時は貸切だったので、撮影できる範囲だけパパッと撮影しました(さすがにお風呂の様子は撮っていません)。
この通路を進むと受付です。
男湯の入口はこんな感じです。
脱衣所にある洗面台の様子です。アメニティも配置されています。
10:30入館時は貸切状態でしたが、だんだんと人が入ってきました。
中には浴槽が数種類あり(普通の浴槽、つぼ湯、立ち湯など)、しばらくは飽きずに楽しむことができます。サウナも備え付けられていました。
湯上がりには休憩処もあります。
泉質はナトリウム-塩化物強塩泉。しょっぱいタイプのお湯ですね。保温効果が高いので、冬に入ると特に気持ちいいと思います。
さっぱりとして温泉を後にしました。
瀬長島から那覇空港に戻ります
シャトルバスで那覇空港まで直行
往路のシャトルバスは赤嶺駅発でしたが、復路のシャトルバスは那覇空港まで走ってくれます。私が利用したときの所要時間は20分弱でした。
乗り場は瀬長島ホテル出入り口の目の前です。ここから赤嶺駅を経由して那覇空港まで向かいます。事前に赤嶺駅で降りるかどうか聞かれたので、赤嶺駅で降車する人がいない場合は、赤嶺駅を経由せず直接那覇空港まで向かうことになっているようです。
↑那覇空港到着時の様子
本数が少ないので、帰りは特に注意!!
このシャトルバスですが、本数は30分~1時間に1本と少なめです。飛行機の時間に遅れないよう、くれぐれもご注意ください。
まとめ
シャトルバスの少なさがネックだが、気軽に行けるリゾート
今回は5時間ほどあった待ち時間を潰すために瀬長島まで足を伸ばしました。シャトルバスの本数の少なさがネックですが、シャトルバスの時間さえうまくあえば、交通費たったの110円で沖縄の海を目の前にリゾート気分を楽しむことができる、お手軽な観光スポットだと思います。コンパクトに移動できれば、3時間程度でも往復できそうです(そのためには、利用するバスや行程など、ある程度計画を立てる必要はありそうですが…)。
Umikaji Terraceで食事・ショッピングを楽しむのもよし、「龍神の湯」で温泉に浸かってのんびりするのもよし、過ごし方はいろいろとあると思いますので、もし時間があるようでしたら、ぜひ足を伸ばしてみてください。
那覇空港で時間つぶしの手段がなくなった修行僧にオススメ
OKAタッチをしようとすると、那覇空港で待ち時間が発生するケースがあると思います(特に地方空港を拠点とする修行僧は、なおさらそうだと思います)。
「那覇空港内の施設はもう巡り終わってるし、ラウンジでのんびり過ごすのも退屈だなぁ…。ちょっとその辺まで出かけられないかなぁ…」
なんていう時には、瀬長島往復はオススメです。瀬長島での滞在時間が短かったとしても、空港では味わえない雰囲気を楽しむことができると思いますので、時間に余裕がある場合にはオススメです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
マイル小僧さん、初めまして!
2017年DIA修行僧ですが、今回の記事はリアルタイムで大変参考になりました。
修行していると必然的に那覇へ行く機会が多くなり、やることが無くなってしまいますよね( ̄▽ ̄;)
無計画ですが、これから瀬長島に行ってみます!
ケッチーさん、コメントありがとうございます!私もKL旅行でANAビジネスクラスを利用した身なので、懐かしく思いながらケッチーさんの投稿を拝読しています(^^)
瀬長島は、那覇空港での滞在がマンネリ化したときにはちょうど良いスポットだと思います!
ただ、瀬長島も見所はそれほど多くないので、あんまり行きすぎるとそれはそれで飽きそうな気がしなくもないですね…(笑)