今回は、メルボルンでトラムを使ってセントキルダへ行き、野生のペンギンを見たときの様子を紹介します。
野生のペンギンを見たのは人生で初めてで、出会ったときにはかなりテンションが上がりました。もし野生のペンギンに出会えなかったとしても、セントキルダはとてもきれいな場所なので、ぜひ足を運んでみてください。
目次
前回までの記事
トラムの使い方
無料エリアの使い方
無料エリア内での観光の様子
有料区間への入り方
旅行記
メルボルン修行の概要
第1回
前回
セントキルダビーチとは
メルボルン市街地南部のビーチです
セントキルダビーチは、メルボルンの市内中心部から南に行った場所にある大きなビーチです。
ここは遊泳できるビーチとしても有名ですが、野生のペンギンを見ることができる場所としても有名です。私がメルボルンに行ったのは6月、現地では冬だったので、遊泳目的ではなく、ペンギン目的でセントキルダビーチに行きました。動物園・水族館でペンギンを見たことはありますが、野生のペンギンなんて見たことがありませんでしたから、興味の赴くままに足を運んでみました。
セントキルダビーチへの行き方
トラムのルート概要
Flinders Street駅から(図の青ルート)
↑この左横、Swanston Street沿いにトラムの乗車駅があります。
【Flinders Street】→(3a、16系統)→【The Esplanade / St Kilda または Luna Park】
※所要時間20~30分程度
※運賃は2時間以内の往復でAU$4.10、最大AU$8.20
Southern Cross駅から(図の赤ルート)
この付近、Spencer Street沿いにトラムの乗車駅があります。
【Southern Cross】→(96系統)→【The Esplanade / St Kilda または Luna Park】
※所要時間20~30分程度
※運賃は2時間以内の往復でAU$4.10、最大AU$8.20
トラム有料区間なのでmykiカードが必要です!
セントキルダビーチにはトラムで行くことができます。メルボルン市内中心部のトラムは無料で利用できますが、セントキルダビーチは南部に少々離れているため、トラムを利用するには運賃の支払いが必要です。そして、トラムの運賃支払いには絶対にmykiカードが必要です(車内で現金で支払うことはできません)。
トラムで有料区間に入るためにmykiを購入する方法、mykiの使い方、運賃の仕組みについてはこちらの記事で解説しています。
最寄り駅はThe Esplanade / St Kilda駅ですが…
野生のペンギンが見られるエリアの最寄り駅は「The Esplanade / St Kilda」駅ですが、ビーチ近くには複数の駅があるため、ビーチの散歩を楽しみたい方は、
- The Esplanade / St Kilda
- Luna Park / Carvell Street
のいずれかで降りればOKです(ビーチと駅、ペンギンエリアの位置関係は下図のようになっています。健脚であれば十分徒歩圏内です)。
私はLuna Park駅で下車し、ビーチの散歩を楽しみながらウロウロ移動して、The Esplanade駅から乗車して戻りました。
私の観光の様子
Batman Park / Flinders St駅で96系統に乗車
私は、Spencer Street沿いのこちらの駅から96系統に乗車しました。ちょうど泊まった宿から近い場所にありました。
Free Tram Zoneを出て有料区間に入るので、mykiカードを忘れずにタッチです。
Luna Park駅で下車
どこで降りれば良いのかよく分からなかったので、ひとまず海の近そうなLuna Park駅で降りてみました。
降りるとすぐそこにこんなものが…。
とりあえず2つの施設の間を抜けて海を目指します。
ビーチを散歩
海へ出てきました。ここからビーチを散歩します(下図の「ビーチ」の部分を下から上に歩きます)。
風も弱く、おだやかな海でした。
ランニングしている人がそこそこ多かったですね。
自撮り(?)してみました。
のんびりと散歩しましたが、とても気分が良かったです。6月なので現地では冬でしたが、風が弱かったおかげか、寒さは全く感じませんでした。
長い通路を歩く
ビーチを歩いて北に上がったら、いよいよペンギンのいるエリアへ向かう長い通路を渡ります。
通路の入口には案内がありました。
通路はこんな感じです。帰りも同じ通路を歩きますが、景色が良いので退屈しませんでした。
これを渡り終えると、ちょっとオシャレなカフェ的なお店があります。ペンギンエリアの入口はこのお店の左裏にあります。
いざ、ペンギンエリアへ
それでは、ペンギンのいるエリアに入ります。入口にはこんな標示がありました。野生のペンギンなので、十分に配慮せよという趣旨の内容です。写真を撮る場合は、フラッシュをたかないように注意しないといけません。
通路の両脇に岩場があり、そこにペンギンが生息しているようです。
さて、入って右の岩場の隙間を覗いてみると…。
いました!人生初、野生ペンギンです。
小さいペンギンでした。ここにいるのは「コガタペンギン」という種類のペンギンのようです。
いや~、かわいいですね~~。
収穫……、1羽……。
入ってすぐ右の岩場で早速ペンギンを発見できたので、この後も意気揚々とペンギンを探して歩きましたが、結局収穫はこの1羽だけでした…。
えっ?夕方以降じゃないとダメなの??
どうもここのペンギンは日が沈んでから岩場の外に出てくるらしく、昼間は姿を見せないことが多いそうです(むしろ姿を発見できた今回は運が良かったらしいです…)。いや~、事前調査不足でしたが、清々しい天気の中で海辺を散歩できたので良しとしましょう(笑)
ペンギン目当ての皆さん、時間帯には十分ご注意ください(笑)
トラムのThe Esplanade駅へ移動
たった1匹のペンギン様を拝んだ後は、トラムの駅に戻ります。帰りに利用した駅はThe Esplanade駅です。
途中に歩道橋もあり、特に道に迷うこともありませんでした(どこから帰るのか決めていない時点で、道に迷うもクソもないんですが…(笑))。
さて、帰りに利用したThe Esplanade駅付近には出店が多くあり、にぎやかでした。
食べ物の屋台もあったので、ちょっとした食べ歩きも楽しめそうですね。
まとめ
セントキルダビーチに行けば野生のペンギンに出会うことができますが、野生のペンギンが見られるのは基本的に夕方以降、日が沈んでからです。
また、セントキルダビーチに行くためにはトラムの無料エリア(Free Tram Zone)から出て有料区間に入る必要があります。運賃の支払いにはmykiと呼ばれるチャージ式のカード(メルボルン版Suica)が必要で、予めセブンイレブン・トラムの主要駅・空港などで手に入れておかなければなりません。
もしペンギンに出会えなくても、ビーチを散歩するだけでも気分が良かった(ひ、ひとりでもちゃんと楽しかったんだから…)ので、市内中心部の観光が一段落付いた際にでもぜひ足を運んでみてください。
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トラムの無料区間利用方法について
トラムの無料区間内にある観光地に行った様子
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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