成田空港からクアラルンプールまでNH815便に搭乗し、ANAのビジネスクラスを利用しました。
このページでは、搭乗から到着までのサービスを時系列順に紹介します。
なお、座席・食事についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
目次
今回のANAダイヤ修行フライト計画
今回、ANAダイヤ修行としてANAビジネスクラスを利用しました。
フライト日程など修行日程の詳細はこちら。
今回のフライト情報はこちら。
ANA815便(成田→クアラルンプール)
- 区間:成田(17:20)→クアラルンプール(23:35)
- クラス:ビジネスクラス(P)
- 獲得プレミアムポイント:3,904PP
成田空港での搭乗口は57B
飛行機に搭乗するまでは、成田空港に2つあるANAラウンジをハシゴして過ごしていました。そうこうしているうちに搭乗時刻が迫ってきたので、今回の搭乗口「57B(@第5サテライト)」へ向かいます。
搭乗口は第5サテライトANAラウンジを出てすぐのエスカレーターを下りてから歩いて2分以内の場所でした。
今回の搭乗口は57Bです。搭乗開始数分前に搭乗口に着きましたが、既に並んでいる人もいました。
今回、私はビジネスクラス搭乗でしたので、優先搭乗の対象でした。
このあと、程なくして機内に案内されます。
これまではこの分かれ道を右にしか進んだことがありませんでしたが、今回は人生初のビジネスクラス。初めて左へ進みます。上がったテンションがいつまでも下がりません。
ANAビジネスクラスに搭乗!出発まで
座席(ANA BUSINESS CRADLE)について
座席や座席周りの設備についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ご覧ください。
座席は「ANA BUSINESS CRADLE」という座席です。今導入が拡大されているフルフラット型の「ANA BUSINESS STAGGERED」ではありません。
フルフラットではなくても、座席は非常にゆったりとしています。私にとってはこれでも十分な贅沢です。
シートピッチも十分。前に足を伸ばしても届きません。
手元のボタンで電動リクライニングが作動します。リクライニングしてみたいですが、出発前なので、まだ我慢です(笑)
CAさんが挨拶に来ました。しかも、名前で呼ばれました。
荷物を上の物入れにしまってから着席すると、すぐに担当のCAさんが挨拶と自己紹介に来ました。
挨拶の際には、名前で呼ばれます。初めての経験で驚きました。
食事についての説明
自己紹介に引き続き、食事について確認と説明がありました。
事前にホームページ上で洋食を選択していたことから、
と説明されました。
食事の具体的な内容については、こちらで詳しく解説しています。
ウェルカムドリンクが提供されました。
ある程度ビジネスクラスの搭乗客が揃ったところで、ウェルカムドリンクが提供されました。
ウェルカムドリンクは
- シャンパン
- オレンジジュース
から選べますが、下戸の私はオレンジジュースを選択。ここでシャンパンを飲んで悪酔いでもしたら、後の食事が台無しになってしまいますからね…。
PREMIER LANEのチケットをもらいました。
クアラルンプール国際空港の入国審査で優先レーンを利用するチケットをもらいました。
ANAビジネスクラス 出発!!
ウすべての乗客が着席すると、いざ出発です。人生初のビジネスクラスでのフライトが始まります。
プッシュバックの様子。57B搭乗口を離れます。
離陸します。
窓2つ分を占領するシートピッチです。非常にゆったりしています。
ベルト着用サイン消灯→ドリンク・フードメニュー配布
飛行機が動き始めてから20分ほどでベルト着用サインは消灯しました。
消灯後、まずはビジネスクラス専用のドリンク・フードメニューが配られます。
その5分ほど後にメインディッシュの希望を聞かれたので、肉料理を選択しました。
ついでに…
シートポケットにあるアイテムを取り出して写真を撮ってみると…。
座席についての説明書もありました。
窓の外を見ると、ちょうど日没で景色がきれいです。
ANA ビジネスクラス夕食サービス
夕食サービスの詳細はこちらの記事をご覧ください。
離陸して30分ほどで食事のサービスが始まりました。
まずはおしぼり。
程なくして、テーブルクロスが敷かれます。
まずは飲み物。さすがビジネスクラス。グラスに入って出てきます。
アミューズからデザートまで
アミューズ
アペタイザー
メインディッシュ
デザート
コーヒー
ちなみに、コーヒーを飲んでいる途中にテーブルクロスはさげられました。ちょっと微妙なタイミング…。
食事全般について
食事は全体を通じてとても美味しかったです。ボリュームもしっかりとあるので、ラウンジで食事をほとんどとらず正解でした。
予想以上にスピーディーに食事が提供されましたが、食事が始まってから最後のコーヒーを飲み終えるまでにかかった時間は約1時間なので、それなりにゆっくりと食事していたことになります。
食事中に飲み物のグラスが残り少なくなると、すぐに次の注文を取りに来てくれます。このあたりはさすがビジネスクラスです。
ANAビジネスクラス 食後~着陸まで
アメニティが配られました。
食後しばらくしてから、アメニティが配られました。
機内が既に暗かったので、後に明るい場所で撮影しました。
プレミアムエコノミー搭乗時とほとんど同じですが、1つだけ見慣れないものがありました。
リフレッシュ用のアロマです。PUSHと書かれている場所を押すと、アロマの香りが楽しめます。
なお、アメニティ類はお手洗いの近くにあるギャレーに予備が置かれており、欲しいものを欲しいだけ持って行くことができます(といっても、そんなにたくさん持ち出してもしょうがないですが…(笑))
座席を最大限倒して、しばし一服です。
食事が終わり、しばらくすると機内が減灯されました。
シートを最大限に倒して、少し休むことにしました。休むときには機内は既に暗くなっていましたが、この写真は機内が明るい間に撮影しています。
ブランケット(というよりも薄手の掛け布団)もあるので、機内が寒くても大丈夫です。
フルリクライニングの状態でシートモニターを見ることはできないので、天井を見ながらぼーっとしていました(笑)
その間も、CAさんは機内を巡回し、乗客の様子を窺っています。特に監視されている感じはありませんが、大変な仕事だなぁと思います。
着陸約2時間前におしぼりと飲み物が提供されました。
着陸約2時間前に機内が少し明るくなり、おしぼりが手渡されました。
その後、トマトジュースとアップルジュースを持ったCAさんが機内を歩いていたので、トマトジュースをいただきました。
着陸1時間前にメニュー回収
着陸1時間前にビジネスクラス専用のドリンク・フードメニューが回収されました。
これ以降は、特にビジネスクラスならではのサービスはなく、クアラルンプール国際空港に着陸しました。
ANAビジネスクラスに初体験の感想
エコノミーとは比べものにならない対応の早さ・きめ細やかさ
これまではエコノミークラスとプレミアムエコノミーにしか搭乗したことがありませんでした。
初めてプレミアムエコノミーに搭乗したときには、
「エコノミークラスよりは快適だが、やっぱりプレミアム《エコノミー》なだけあって、エコノミーはエコノミーだな」
というのが正直な感想でした。
それがビジネスクラスになると、格段にサービスの質が上がります。
シート・設備・食事などのハード面はもちろんのこと、サービスなどのソフト面もしっかりと行き渡っており、とても快適なフライトになりました。片道7時間程度のフライトでしたが、あまりの快適さにあっという間に時間が過ぎていきました。
エコノミークラスの場合、飛行機は「単なる移動手段」と感じがちですが、ビジネスクラスの場合は「移動手段」以上のサービスを受けられるので、フライト自体を存分に楽しむことができます。
運賃は高いですが、移動以外のサービスにもお金を払っていると考えれば、エコノミークラスとの運賃差にも十分納得できます。少々高くても、たまの贅沢として再び利用してみたいと思えるようなフライトになりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。