マレーシアのクアラルンプール空港からバスで3時間ほどの街、マラッカ。
マラッカは世界遺産に指定された街で、観光も食事も楽しめます。
このページではマラッカを一人で散策したときの様子と、チャイナタウンの屋台で叉焼飯を食べた時の様子を旅行記として紹介します。
目次
クアラルンプール空港からマラッカのアクセス
マラッカはクアラルンプール空港からバスでアクセスできる街です。
クアラルンプール空港からマラッカまでのバスでの行き方はこちらのページで詳しく解説しています。
マラッカ観光に外せないオランダ広場
オランダ広場周辺の地図
マラッカセントラルから路線バスでマラッカの街へ行くと、オランダ広場に到着します。
オランダ広場の噴水
オランダ広場に到着しました。さすが有名観光地なだけあって、人がたくさんいます。かなりにぎやかです。
まずは噴水広場。
Christ Church Melaka マラッカキリスト教会
マラッカの観光ガイドで必ず写真が掲載されているChrist Church Melakaがこちらです。朱色の建物が特徴的です。
オランダ広場周辺の様子
トライショーがとにかく目立つ
オランダ広場で建物よりも先に目と耳を引くのがこちらです。
大音量で音楽を流しながら滑走する自転車タクシー「トライショー」です。乗っている人も結構いますが、私は男ひとり旅なので控えておきました(笑)
フリーマーケットのような露店がならんでいます。
Christ Church Melaka以外の建物の色も朱色です。建物に沿って、露店が営業されていました。
ちょっとした裏通りにも露店があります。
民族衣装などの装飾品や、日本の祭りの屋台でも目にするようなおもちゃなどが売られていました。
マラッカ歴史博物館 Melaka History and Ethnography Museum
オランダ広場から少し坂を上がると、
Melaka History and Ethnography Museum(マラッカ歴史民族博物館)
があります。現地語では
Muzium Sejarah Dan Ethnografi
と呼ばれているようです。
入館料は5.00RMでした。マラッカが歴史的に様々な要素を吸収した過程が分かります。なかなかオススメです。
入口の様子がこちら。
写真では人の往来がありますが、中はそれほど混んでいませんでした。
セントポール教会
St Paul’s Church(セントポール教会)
丘の上に向かって歩いている人が多くいたので、自分もその波に乗ってみました。
(いつもこんな感じで流れに身を任せて動いています(笑))
途中で見える景色がきれいでした
丘の上を目指して坂や階段を上がりますが、途中で見える景色がとてもきれいでした。
丘の上のSt Paul’s Churchに到着!汗だく…
上り坂・階段を経てSt Paul’s Churchに到着しました。汗だくです…。
マラッカのショッピングモールへ
一通り見て回り、今度は通ってきた道とは違う下り坂を進んでいきます。
また違った景色が楽しめて、とてもきれいです。
奥に見えるのはショッピングモールです。少し涼みに行くことにしました。
坂を下って先ほどの丘を見上げると、これもまた良い眺めでした。
下の写真は、丘を下りてすぐの広場の様子です。
周りにはアミューズメント施設?もありました。
博物館もあります。印象的な建物ですね。
ショッピングモールを目指して歩きます
ショッピングモールは大きくて目立つので、方角を見失うことはないと思います。
ショッピングモール前には大きな広場がありました。
中に入ると、冷房が効いていて快適でした。清潔感もあったので、少し座って休憩。ついでにお昼でも食べていこうかと思いましたが、飲食店は何となく今ひとつだったので、パスしました。
キッズランド「KODOMO」。都合良く日本語が使われていますね。
チャイナタウンの屋台で叉焼飯
叉焼飯(チャーシューファン)について
マラッカには名物料理がいくつかありますが、叉焼飯はそのなかの1つです。
お米の上にチャーシューと野菜がのせられ、甘めのタレが上からかけられます。好みに応じて辛味ダレを食べてかき込む、そんな料理です。
本当はフライドオイスターを試してみたかったんですが…
実は、本当は叉焼飯と並ぶマラッカの名物料理「フライドオイスター」を試してみたかったんですが、屋台が閉まっており、食べられなかったんです。フライドオイスターの屋台と叉焼飯の屋台は同じ場所にあるようなので、その時々で営業している屋台が違うのかもしれません。
叉焼飯の屋台の場所
マラッカのチャイナタウンについて
マラッカにはチャイナタウンがあり、中国の食材が売られたお店などが並んでいます。その中に、マラッカで食べられることで有名な
- フライドオイスター
- チャーシューファン(叉焼飯)
などの屋台があります。
叉焼飯の屋台の地図
屋台の場所を地図で表すとこちらになります。
地図の青い点線が、先ほどまでいたショッピングモールから屋台までのルートです。距離にして1.2km。周りを見ながら散歩がてら歩いていればあっという間の距離です。
Church of St Francis Xavier(フランシス教会)フランシス教会横を通過して…
交差点を渡り、チャイナタウンに進みます。(この写真のピンクと黄色の建物の間を奥に進めばチャイナタウンです。)
チャイナタウン内は古そうな建物が並んでいます。
しばらく直進すると、右側に屋台の並んだ屋根付きの通りが現れます。これが先ほどの地図の目的地です。
屋台がいくつか並んでいましたが、一番人が並んでいる出口寄りの屋台で叉焼飯を注文することにしました。
叉焼飯の屋台の雰囲気
屋台はこのような雰囲気です。奥に見えているのが屋台、手前にイスとテーブルがあり、食べて帰りたい人はこの席を使います。
これで雰囲気はお分かりいただけるでしょうか。
英語はほぼ通じないので、身振り手振りで頑張って!
屋台は3人で切り盛りされていました。
- オバちゃん=注文を受ける役
- オッちゃん=チャーシュー肉をひたすら切る役
- ニイちゃん=会計やら盛り付けやら、一番損なよく働く役
という感じです。
ここは叉焼飯を食べるだけでなく、近所に住んでいる人が叉焼の肉だけを持ち帰り用に注文するといった使い方もされているようで、自分より前に列に並んでいた数人は、(おそらく)中国語で会話し、肉だけを袋に入れて持ち帰っていました。
いざ、自分の番。オバちゃんには英語は通じないようですが、「ランチ ヒアー」と言ったら分かってくれたみたいです。
- 「ここで食べる」ことをアピール(Lunch, hereとジェスチャーつきで説明したら通じました)
- 野菜を載せるかどうか聞かれたら頷いておく。
- もしスマホが使えるなら、このページの写真を見せて「これが食べたい」とアピールすれば大丈夫なはず…。
注文時に、野菜を指さしながら「●×※▲…」と聞かれました。よく分からなかったのでうなずくと、野菜をプレートの上にのせてくれました。「野菜は欲しいのか?」的なことを聞かれたようです。
お値段、5.30RM(約140円)!安い!!
その後、プレートがオバちゃんからニイちゃんに渡され、会計は何でも屋のニイちゃんに引き継がれます。5.30RM(1RM=約25円)を支払うと、ニイちゃんがプレートを空いた席まで運んでくれました。このニイちゃん、なかなかニクいです(笑)
チャイナタウンの屋台叉焼飯、うまい!
さて、叉焼飯の画像がこちらです。
お米(東南アジア系のお米)の上に3種類のチャーシュー、野菜(正体不明)がのせられて、甘めのタレがかけられています。
手前のオレンジの小皿に入っているのは、辛味ダレです。辛いものが得意でなければ、様子を見ながらかけてください。結構辛いです。
ちなみに、隣でサトウキビジュースを売っていますが、水はもらえません。
さて、実際に食べてみての感想。ズバリ、美味しかったです。
東南アジアの料理には香草・香料が入っていることがあり、それを苦手とする日本人も多いと思いますが、この叉焼飯にはそのようなにおいはなく、日本人受けしやすい味だと思います。
屋台ということで衛生面も気になりますが、においや味が酸っぱかったりすることもありません。肉もしっかりと火が通っているので、問題なく食べられました。
ただ、お米が現地のものなので、ジャポニカ米と違って少しパサパサしますが、私は特に気になりませんでした。十分美味しかったと思います。
これでたったの5.30RM(140円弱)です!コストパフォーマンスは最高ですね(笑)
チャイナタウンの屋台叉焼飯、おすすめ!
現地の雰囲気を楽しみながら格安で食べる叉焼飯、最高でした。
マラッカに限らず、マレーシアはご飯の美味しい国です。マラッカに立ち寄った際はぜひ試してみて下さいね(^^)
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マラッカセントラルからクアラルンプール市内への移動についてはこちらから。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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