最近、飛行機旅のお供としてBOSEのノイズキャンセリングイヤホン「QuietComfort 20」なるものを購入しました。
今回はノイズキャンセリングイヤホンについての基本情報から、QuietComfort 20の使用感(特に飛行機内での使用感)、お得な購入方法について紹介します。
目次
購入した商品は「BOSE QuietComfort 20」
今回購入した商品はこちらです。(画像はBOSEオンラインストアより引用)
商品名・価格
- 商品名:BOSE QuietComfort 20
- 価格:29,160円
仕様
外形寸法・質量
- 本体(ケーブル及びStayHear®+チップ付属):130cm(44g)
※StayHear®+チップとは、イヤホンの耳に突っ込む部分のことです。 - コントロールモジュール:8.9cm × 3.2cm × 0.95cm
- ケース:2.5cm × 14cm × 8cm
同梱物
- QuietComfort® 20 headphones
- StayHear®+チップ(S/M/Lサイズ各1ペア)
- コードクリップ
- 充電式リチウムイオンバッテリー(内蔵)
- 充電用USBケーブル
- キャリングケース(サイズ:2.5cm × 14cm × 8cm)
そもそもノイズキャンセリングイヤホンとは…
耳を塞いで音をシャットアウトするわけではありません!
私はこの商品を買う前、ノイズキャンセリングイヤホンについては全くの無知でした。
「物理的に耳を密閉して音が入ってこないようにするんだろう」
「耳が痛くなりそう…」
などなど、ネガティブなイメージがつきまとい、ノイズキャンセリングイヤホンを買う気などさらさらありませんでした。
ところが、家電量販店のお試しコーナーで試しにノイズキャンセリングイヤホンを耳にセットしてビックリ。それほどの密閉性があったわけではないにもかかわらず、家電量販店のにぎやかなBGMやガヤガヤ音が一気に静かになったのです。周りの音が完全に聞こえなくなるわけではありませんが、騒音が全く気にならないレベルまで聞こえなくなるのです。
一目惚れ(一耳惚れ?)しました。
「飛行機で装着したら快適間違いなし」と踏んで、自宅に戻って通販で購入しました。
周囲の騒音が聞こえなくなる仕組み
では、物理的に耳を塞いでしまうわけでもないのに、なぜ騒音が聞こえなくなるのでしょうか。ポイントは、
「音で音を聞こえなくする」
という技術です。
例えば、飛行機に乗っていると、「ゴーーー」という音が聞こえてきます。これは耳が音波を感じとっている状態です。
ノイズキャンセリングヘッドホンには、音波を感知し、その音波とは正反対の音波を出す機能が備わっています。
すると、【飛行機の「ゴーーー」という音の音波】と【イヤホンから出される正反対の音波】とが打ち消し合い、音が聞こえなくなるのです。
少し乱暴に言い換えれば、
「イヤホンから、騒音を打ち消すための音と音楽が一緒に流れているので、騒音だけ聞こえなくなる」
ということです。
なので、耳を密閉して音をシャットアウトするわけではないのです。
実際の商品を見てみましょう
ケースに入れた状態
ケースに入れた状態だとこんな感じです。
大きさのイメージが分かるように、横にシャーペンを置いてみました。
スマホと同じぐらいのサイズ感だというほうがわかりやすいかもしれませんが、カバンの中でかさばることはありません。
チャックを開けると…
こんな感じで収納します。ケースは必要十分な大きさで、イヤホンはしっかりと収納できます。充電用のUSBケーブルも収納できるぐらいの大きさですが、それ以上のものは入らないと思います。
イヤホン本体
イヤホン本体はこのような感じです。
耳に入れるチップ
耳に入れるチップはこのようになっています。
少し分かりにくいですが、平べったい独特の形をしています。
これが耳にうまくスポッと入り、不思議なことに長時間つけていても痛くなりません。私はイヤホンを長時間つけていると耳が痛くなるのがどうしても苦手でしたが、このイヤホンの形状は例外でした。
コントロールモジュール
ノイズキャンセリング機能をON/OFFするコントロールモジュールはこのようになっています。
通常のイヤホンにはない部品なので、最初はどうしてもうっとうしさを感じますが、思ったよりも薄くて軽いので、慣れてしまえばそれほどジャマにはなりません。
イヤホンをつけた状態で歩いていても、「コントロールモジュールの重さで耳からイヤホンが抜ける」といったことも今のところありません。
水色のスイッチが見えていますが、これでノイズキャンセリング機能のON/OFFを切り替えます。
ノイズキャンセリングイヤホンは充電式(バッテリー駆動式)です
私も購入を検討するまで全く知りませんでしたが、ノイズキャンセリングイヤホンは充電して利用します。
つまり、バッテリー残量がなくなるとノイズキャンセリング機能は使えません。
バッテリーは、
- 充電時間:2時間
- 寿命:フル充電で16時間
となっています。
充電はコントロールモジュールにあるmicroUSBを通じておこないます。最近はAndroidの携帯電話などmicroUSBで充電するデバイスが多いので、microUSB充電式は便利ですね。私も携帯電話(Android)の充電ケーブルと兼用しています。
ちなみに、このイヤホンはバッテリー残量が0になるとノイズキャンセリング機能は使用できなくなりますが、通常のイヤホンとしては使うことができます。
また、充電しながらノイズキャンセリング機能を使うことも可能です。長距離フライトでも、座席のUSBポートや電源から充電しながら音楽を聴くことができるので安心ですね。
手元のリモコン
手元のリモコンはこのようになっています。
この水色のボタンを押すと、ノイズキャンセリング機能が一時的にOFFになります。
例えば飛行機でCAに話しかけられたときなど、とっさにノイズキャンセリング機能をOFFにしたい場合などには重宝します。もう一度押せばノイズキャンセリング機能が再びONになります。
こちらが音量・トラック調整ボタンです。
3つボタンが並んでいますが、左右のボタンが音量・真ん中のボタンがトラックのボタンです。真ん中のボタンを1度押すと音楽が一時停止、2度押すと次のトラックに進み、3度押すと曲の初めにに戻ります(3連続押下を2回繰り返すと、前のトラックに戻ります)。
実際に使用してみて
すべての音が完全にシャットアウトされるわけではありません
ノイズキャンセリングイヤホンというと、外の音が完全に聞こえなくなるものと考えてしまう方も多いようですが、全ての音が聞こえなくなるわけではありません。
飛行機内の音がどれぐらい聞こえなくなるのか評価してみました
ただ、周囲の騒音がほとんど気にならなくなるレベルまで聞こえなくなります。飛行機に乗っているときに聞こえる音についてそれぞれ評価してみると…
- 「ゴーー」という音→全く気にならなくなります。逆に、イヤホンを外すと轟音の大きさに驚きます。
- 周囲の人の話し声→ほとんど聞こえなくなります。
- 子供のはしゃぎ声・鳴き声→ある程度聞こえますが、気にならなくなります。
- オッサンのいびき→聞こえなくなります。
- 機内放送→放送には気付きますが、何を言っているのかはほとんど分からないレベルで音がシャットアウトされます。
- シートベルト着用サインの音→起きていれば気がつくぐらいのレベルで聞こえます。
- CAとの会話→何を言っているのかほとんど分からないので、会話する場合にはノイズキャンセリング機能を一度OFFにする必要があります(ボタン一つでON/OFF可能です)。
といった感じになります。あくまでも体感ですが、音がしっかりと軽減されるのは間違いありません。
また、これは私だけなのかもしれませんが、飛行機を降りたときの疲れが全く違います。飛行中の「ゴーーー」という轟音が聞こえない状態でフライト時間を過ごしているからかもしれませんが、イヤホンなしの状態に比べて頭が疲れていないような感覚がありました。
というわけで、ノイズキャンセリングイヤホンの使用感は上々です。
ちょっとイマイチなところ
Androidデバイス用とAppleデバイス用とでモデルが異なる
このQuietComfort20は、Androidデバイス用とAppleデバイス用とでモデルが異なります。
今回私はiPodの音楽を聴くためのイヤホンが欲しかったのでAppleデバイス用のモデルを購入しましたが、このAppleデバイス用のモデルをAndroidデバイスに挿すと、リモコンでの音量調整など一部の機能が使えません。
ですから、普段音楽など複数デバイスで聞く場合には注意が必要です。
なれるまではコントロールモジュールが邪魔
通常のイヤホンにはないコントロールモジュールがついていますから、なれるまではどうしても鬱陶しく感じます。
ただ、上でも述べているように、慣れてしまえばほとんど気にならなくなりますから、懲りずにしばらく使ってみてください(笑)
収納に気をつかいます
イヤホンがケースに入っている状態をもう一度見てみます。
ケースの中でコードが渦巻いています。このコードは通常のイヤホンに比べて少し固く曲がりにくいです。なので、このようにグルグル巻きにしてケースに入れるときには、いつも断線が心配になってしまいます。おそらくそんな簡単に断線するような造りにはなっていないと思いますが、収納に気をつかってしまうのは事実です。
無音だと謎の圧迫感……。耳栓代わりには使えませんでした。
飛行機で寝るときに耳栓代わりに使おうと、音楽を流さずにノイズキャンセリング機能をONにしていましたが、無音だと謎の圧迫感があります。音楽が流れているときにはそんな圧迫感は全くなかったのですが…。これはまだ私がノイズキャンセリングイヤホンになれていないからかな…?
また、フルフラットベッドタイプの座席の場合、イヤホンを挿した状態で横向きに寝ると、耳がイヤホンで圧迫されて痛くなります(当たり前ですね…(笑))。
というわけで私は、寝るときの耳栓代わりには使っていません。寝るときには普通の耳栓を使って音を物理的にシャットアウトしています。
購入について
BOSE公式ストアがオススメ→「30日間返品・返金保証」付き
商品を購入するのであれば、30日間返品・返金保証付きの
- BOSE公式ホームページ
- 楽天市場のBOSE公式ストア
のいずれかでの購入がオススメです。
どちらかで購入し、もし商品に満足できなかった場合、30日以内であれば商品を返品することができます。その際、返送料も含めて全てBOSE負担となります。
従って、「試しに1ヶ月弱使ってみて、満足できなかったら返品しよう」といったお試し感覚での購入も可能です。決して安い買い物では無いだけに、これはありがたい制度ですね。
私も公式ストアで購入し、満足いかなければ返品するつもりでしたが、すっかり気に入ってしまったので(笑)、そのまま使用し続けています。
高い買い物なので、ポイントサイト経由で購入してマイルを貯めましょう!
ポイントサイトとは
ポイントサイトについてはこちらの記事で解説しています。
ネット通販を利用する際、ポイントサイトを経由して商品を購入するとポイントが貯まり、貯まったポイントをマイルや現金に交換することができます。
今回のように大きな買い物の場合は、絶対にポイントサイトを経由しないと損です。ポイントサイトを利用するのが当たり前になっている私にとっては、「ポイントサイトを経由するとオトク」という感覚ではなく、「ポイントサイトを経由しないと損をする」という感覚です。
私を含む多くの陸マイラーは、ネット通販を利用する際には必ずポイントサイトを経由してポイントを貯めて、貯まったポイントをマイルに交換します。こうすれば、タダで飛行機に乗ることができるようになります。
私もここ1年間、ポイントサイトの利用だけで毎月18,000マイルのペースでANAのマイルを獲得しています。
今回は
- モッピー経由でBOSEオンラインストアにアクセスして購入する方法
- (オススメ)ハピタス経由で楽天市場にアクセスし、BOSE公式ストアで購入する方法
の2つを説明します。ちなみに、楽天ポイントとハピタスポイントの両方を二重取りできる後者の方がオススメです。
モッピー経由での購入
BOSEオンラインストアは、モッピー経由で利用できます。
2017年6月現在、
モッピー経由でBOSEオンラインストアの商品を購入すると、購入金額に応じてポイントがモッピーに加算される
状態となっています。
モッピーについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ここでも少し説明しておくと、モッピーは、「モッピーで貯めたポイントをマイルに交換して、タダで飛行機に乗る」という陸マイラーを支える有力なポイントサイトです(もちろん、貯まったモッピーポイントは現金やその他のポイントにも交換可能です)。
- モッピーに登録(無料)
- BOSEの公式ストアの広告を検索し、クリック
- 表示されたBOSE公式ストアで商品を購入
- (後日)購入金額の4%にあたるポイント数がモッピーに加算
という流れでモッピーのポイントを貯めることができます。これまでポイントサイトとは無縁だった方でも今すぐ簡単に実践できるので、ぜひトライしてみてください。
ハピタス経由→楽天市場BOSE公式ストアでの購入
楽天市場にもBOSE公式ストアのページがあります。ここから購入しても返品・返金保証の対象となります。
楽天市場で購入する場合も、ポイントサイトをしっかりと経由してください。ポイントサイト経由で楽天市場を利用すれば、楽天ポイントとポイントサイトのポイントが二重取りできます。もちろん、貯まったポイントはマイルに交換可能です。
楽天市場はどのポイントサイトを経由しても大体1%のポイントが還元されるので、普段愛用しているポイントサイトがあれば、そこを経由すればOKですが、もし普段使いのポイントサイトがなければ、最もメジャーなポイントサイト「ハピタス」の利用がオススメです。こちらもモッピーと同様、今すぐ実践可能な方法です。
ハピタスについてはこちらの記事で解説しています。
手順としては、
- ハピタスに会員登録(無料)
- ハピタスから楽天市場にアクセスする
- 楽天市場のBOSE公式ストアで商品を購入する
- 楽天ポイントとハピタスのポイントがそれぞれ加算される
という流れになります。ハピタス経由で楽天市場を利用すると、楽天ポイントだけでなく、ハピタスのポイントももらえるというのが嬉しいですね。
登録は上のバナーから可能です。こちらからの登録で30ポイントがプレゼントされます。
んなもん、メンドクサくてやってられるか!というあなたへ
本当はポイントサイト経由で購入するのが一番の方法ですが、ポイントサイト経由で購入してマイルを貯めるなんてメンドクサイことやってられるか!というあなたは、こちらから直接BOSEオンラインストアにアクセスできるので、ご利用ください。
「イヤホン」のカテゴリーから「QuietComfort 20」を選択すると、このページで説明したイヤホンの紹介ページにアクセスできます。
今回は珍しく商品の紹介をしてみました。
決して安い買い物ではありませんが、飛行機だけでなくバス・電車での騒音もグッと抑えて快適な移動を支えてくれる「QuietComfort 20」、私としてはイチオシです。
公式ストアなら返品も可能なので、興味があればぜひ試してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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