ANAや提携航空会社利用時にさまざまな特典を受けることができる「ANAスーパーフライヤーズ会員」。
ANAスーパーフライヤーズ会員になるには、ANAの飛行機にたくさん乗らなければなりません。これをSFC修行と言います。
そこで、SFC修行の第1回として
沖縄発着、シドニー往復ANAプレミアムエコノミーの旅
を計画し、実行しました。
目次
シドニーSFC修行のルートはOKAタッチ付き!
旅作を利用したフライトの全ルート
※表が途中で切れている場合は、横にスクロールしてご覧ください。
発 | 空港 | 着 | 空港 | 便名 | クラス | 運賃 | PP | P単価 | ||
往 | 11:50 | 高松 | → | 13:55 | 那覇 | NH1621 | プレミアム | 17,400 | 2,092 | 8.31 |
18:20 | 那覇 | → | 20:30 | 羽田 | NH474 | 普通席 | 174,010 | 1,968 | 9.00 | |
22:10 | 羽田 | → | 9:45 | シドニー | NH879 | プレエコ | 7,694 | |||
復 | 21:30 | シドニー | → | 5:05 | 羽田 | NH880 | プレエコ | 7,694 | ||
6:40 | 羽田 | → | 9:30 | 那覇 | NH993 | 普通席 | 1,968 | |||
14:45 | 那覇 | → | 16:35 | 高松 | NH1622 | プレミアム | 17,500 | 2,092 | 8.37 | |
TOTAL | 208,910 | 23,508 | 8.89 |
こちらが第2回修行のフライト計画です。
- 1日目=高松⇒那覇⇒羽田⇒シドニー(機内泊)
- 2日目=シドニー観光(現地泊)
- 3日目=シドニー観光(現地泊)
- 4日目=シドニー観光⇒シドニー⇒羽田(機内泊)
- 5日目=羽田⇒沖縄⇒高松
休みがまとめて取れたので、5日間という余裕を持ったフライトプランが作れました。
今回は、飛行機とホテルがパッケージになっている「旅作」を利用しました。
現地で2泊以上できるだけの時間がある場合は、飛行機とホテルがセットになった「ANA旅作」を利用するとオトク。
どうして沖縄発着のルートになっているの?OKAタッチって何?
ご存じない方は気になる点だと思います(笑)
私は沖縄在住ではありませんが、今回は
沖縄発着、シドニー往復
のルートを購入しました。
この手法はOKAタッチと呼ばれ、SFC修行ではしばしば用いられます。
あえて沖縄発着にすることで飛行距離を伸ばし、修行で必要なプレミアムポイントを稼ぐというものです。
(国際線の航空券にくっつける国内線は安いんです。どうせ安いなら長距離路線を選んだ方がオトクだよ、っていうことです。)
詳しくはこちらのページで解説しています。このブログでも特に人気のある記事です。
PP単価は8.89円/PPでした!
今回の修行のPP単価は、
運賃(宿泊費込み)208,910円 ÷ 23,508PP = 【8.886…円/PP】
でした。
2泊分の宿泊費込み、プレミアムエコノミー利用ということを考えれば、それほど悪い成績ではないと思います。
ポイントサイトでANAマイルを貯めたので、実際の出費は0円。誰でもできる方法です。
ちなみに、ポイントサイトを利用してANAマイルをためていたおかげで、実際の出費はゼロです。約21万円の旅費がゼロ。
すごいことのように感じられるかもしれませんが、誰でも実践でき、実際に多くの方が実践されている方法を使っています。詳しくはこちらのページで解説しています。
旅作でアベイホテルに宿泊しました!
旅作で最安値のホテルを選んだ結果です
旅作は航空券+ホテルのセットなので、旅程を組む際には宿泊するホテルも選択する必要があります。
今回は、選択できるホテルの中で最安値のものを選びました。選んだホテルは
「Abey Hotel(アビーホテル・アベイホテル)」
です。現地では「ケンブリッジホテル」と呼ばれているそうです。
最安値ということで全く期待していませんでしたが、良い意味で期待が裏切られました。
最安値のアベイホテルが豪華仕様だった
ホテルの外観はこんな感じで、少しオシャレです。
14:00チェックイン開始でしたが、到着は12:00前でした。
荷物だけ預かってもらおうとフロントに行くと、既に部屋の準備が整っているのでチェックインさせてもらえるとのこと。ありがたい配慮でした。
しかも、ありがたいのはこれに留まらず…。
シングルを予約していましたが、部屋が空いているとのことでツインにアップグレード。1人なのにベッド二つです(笑)
そして、部屋が広い!
クローゼットも大きく、中にはアイロンもありました。
バスルームはバスタブ付き。浅いので、お湯を張って浸かるのは難しそうですが…。
部屋のすぐ近くにはプールがありました。現地では夏だったので、利用者も結構いましたよ。
旅作最安値のホテルでしたが、この充実っぷりです。
おそらく、ANAの旅行商品ということで、最安値でもそこそこのランクのホテルにしてあるのだと思います。Expediaで調べたところ、同じ部屋が1泊およそ13,000円でした。
最安値なので予約するときには少し不安でしたが、次回からは思い切って最安値の宿を選ぶことができそうです(笑)
アベイホテルの短所は、駅からの距離。
アビーホテル、部屋は良かったのですが、駅からは少し距離がありました。
Central Stationからは徒歩20分ほど、Museum Stationからは徒歩10分強ほどでしたが、見知らぬ土地なので、歩いていて退屈しません。駅からホテルの間は毎回歩きました。
なお、電車の使い方についてはこちらのページで解説しています。
高松~那覇のANAプレミアムクラス
ここからは、各フライトでの様子を簡単に振り返ります。
まずは高松から那覇までのプレミアムクラス。
- 区間:高松(11:50)→那覇(13:55)
- クラス:プレミアムクラス
- 運賃:17,400円(プレミアム旅割28)
- 獲得PP:2,092
- PP単価:8.31円/PP
スペースが広々としており、座席も豪華仕様。やはり快適です。
少し操作が固かったリクライニング・レッグレスト・フットレストの調整レバー。
機内エンターテインメントの操作盤は肘掛けにありました。
前の座席がリクライニングしても、意外に圧迫感がありません。
ちょうどお昼の時間帯だったので、食事は昼食スタイルでした。
味は……普通……。食事はお断りして、那覇空港で食べても良かったかな…。もったいないですが……。
食後にはコーヒーとお菓子が振る舞われます。
OKAタッチからの那覇~羽田普通席
- 区間:那覇(18:20)→羽田(20:30) ※実際は20分遅延
- クラス:普通席(満席)
- 獲得PP:1,968PP(国際線航空券の国内線区間)
満席で人がたくさんいたので、写真は全然撮れず…。
遅延により、羽田空港ではダッシュすることになりました。
OKAタッチを旅程に組み込む場合は、くれぐれも
遅延することを念頭に置いて、余裕をもったプランを作成されることを強くおすすめします。
羽田空港で国内線から国際線への乗り継ぎ
20分の遅延により、羽田空港で残された乗り継ぎ時間は約1時間。
この間にこなさなければならないタスクは以下。
- 20:50に到着
- 国内線第2ターミナルから国際線ターミナルに移動
- モバイルWi-Fiを受取に行く
- 保安検査・出国審査
- 21:45に国際線の搭乗口で待機
- 22:10に出発
羽田空港の乗り継ぎ方法については、こちらで超詳しく解説しています。
まず、国際線ターミナルへの移動。乗り継ぎ専用バスを使いますが、本来那覇空港でいただいているはずの
「ANA国際線乗り継ぎバス乗車票」
が現地スタッフの手違いでもらえておらず、羽田の乗り継ぎ口でタイムロス。
- 那覇から羽田までの搭乗券
- 羽田からシドニーまでの搭乗券
を提示し、無事に乗り継ぎバスに乗車できることに。待合所でバスを待ちます。
今回は何も知らずにこの乗り継ぎバスを利用しましたが、
意外に本数が少ないうえ、国際線ターミナルまでの乗車時間が約20分と長いので、要注意。
場合によっては一度制限エリアから出て、
- 京急
- モノレール
- 無料循環バス
を使った方が良いかもしれません。私は早歩きなので、いつも外に出て乗り継いでいます。
京急やモノレールは、以下搭乗券の提示によって無料で利用可能です。
- 那覇から羽田までの搭乗券
- 羽田からシドニーまでの搭乗券
詳しくはこちらのページで解説しています。
羽田からシドニーまでANAプレミアムエコノミー
詳しい搭乗記はこちら。
- 区間:羽田(22:10)→シドニー(9:45)
- クラス:プレミアムエコノミー
- 獲得PP:7,694PP
プレミアムエコノミーのサービスについてはこちら。座席設備や座席のおすすめ位置、アメニティ、食事・デザートなどを詳しく紹介しています。
人生初のプレミアムエコノミー。遅延のせいでラウンジには立ち寄れませんでしたが、たまたまスターウォーズジェットに当たりました。ラッキー。
座席はエコノミークラスより明らかに快適。特に、横幅があるのが良いですね。
足元も広々です。
スターウォーズジェットの記念品もゲット。
アメニティは、カゴの中から自分が好きなものをチョイスしていただくスタイルでした。
機内食はエコノミークラスと共通のものです。
到着前にはサンドイッチが提供されました。
シドニーから羽田までANAプレミアムエコノミー
詳しい搭乗記はこちら。シドニー空港のニュージーランド航空ラウンジの様子も紹介しています。
- 区間:羽田(21:30)→シドニー(翌5:05) ※実際は30分の早着
- クラス:プレミアムエコノミー
- 獲得PP:7,694PP
ニュージーランド航空のラウンジはとてもきれいでした。
シャワールームもありました。
機内食は洋食を選択。ラウンジで食べたので、今ひとつお腹が空いていない…。
調子に乗ってスパークリングワインを飲んで悪酔い…。そのため、写真少なめです…。
空の上だとお酒が回りやすく、悪酔いしやすくなります。ご注意ください。
ANA羽田~那覇の普通席
- 区間:羽田(6:40)→那覇(9:30) ※実際は20分遅延
- クラス:普通席
- 獲得PP:1,968PP(国際線航空券の国内線区間)
早朝で眠気にやられ、写真は少なめ…。
早朝5:00頃の羽田空港第2ターミナル出発ロビーはガラガラ。
天気はあいにくの曇りで、海のきれいさが今ひとつ際立ちません…。
那覇空港には20分遅れで到着しました。那覇便は頻繁に遅延します。
那覇空港到着後は、国際通りで沖縄そばを食べました。
その後は国際通りを端から端まで散歩してから、那覇空港に戻りました。
那覇空港ではカードラウンジに立ち寄ってシークワーサージュースをいただきました。
4時間以上時間があったので、瀬長島に行ってのんびり過ごすのもアリだったなぁと今になって思います。当時は瀬長島の存在すら知りませんでした。
高松~那覇のANAプレミアムクラス
最後のフライトです。詳細はこちら。
- 区間:那覇(14:45)→高松(16:35)
- クラス:プレミアムクラス(旧タイプ座席)
- 運賃:17,500円(プレミアム旅割28)
- 獲得PP:2,092
- PP単価:8.37円/PP
座席は古いタイプのものでした。古いだけで、快適なことに変わりはありませんでした。
食事は軽食+お菓子でした。
飛行機は定刻で高松空港に到着。
初めての国際線を使ったSFC修行。とても楽しい旅になりました。ハマりそうです。
シドニーSFC修行のまとめ
フライト計画と獲得PP
発 | 空港 | 着 | 空港 | 便名 | クラス | 運賃 | PP | P単価 | ||
往 | 11:50 | 高松 | → | 13:55 | 那覇 | NH1621 | プレミアム | 17,400 | 2,092 | 8.31 |
18:20 | 那覇 | → | 20:30 | 羽田 | NH474 | 普通席 | 174,010 | 1,968 | 9.00 | |
22:10 | 羽田 | → | 9:45 | シドニー | NH879 | プレエコ | 7,694 | |||
復 | 21:30 | シドニー | → | 5:05 | 羽田 | NH880 | プレエコ | 7,694 | ||
6:40 | 羽田 | → | 9:30 | 那覇 | NH993 | 普通席 | 1,968 | |||
14:45 | 那覇 | → | 16:35 | 高松 | NH1622 | プレミアム | 17,500 | 2,092 | 8.37 | |
TOTAL | 208,910 | 23,508 | 8.89 |
再掲となりますが、今回のフライト計画です。
獲得PP数は【23,508PP】、宿泊費込み代金は208,910円だったので、【PP単価は8.89円】でした。マイペースにのんびり修行した割には、まあまあ良い成績だったように思います。
OKAタッチを経験して、今後のSFC修行で注意すべきこと
「OKAタッチはしんどい」という噂を聞いていましたが、実際に利用してみた結果、自分には全くしんどくありませんでした。
プレミアムクラスが初めてだったという新鮮味がしんどさを感じなかった原因なのかもしれません。(そもそも飛行機が好きだということが最大の要因のような気もしますが…)
SINタッチやSYDタッチのように、海外に滞在する時間を極限まで減らすタッチ修行は、精神的に自信がありませんが(「せっかくここまで来たのに、何もせずに帰るなんて…」という気持ちにやられてしまいそうです)、OKAタッチぐらいなら修行に取り入れても全く問題ないことが分かりました。
ただ、何度も記しているように、
那覇発着便は遅れる傾向にあります。
したがって、
OKAタッチを行程に組み込む場合は、時間に余裕を持った計画を立てる必要があることもよく分かりました。
ポイントサイトを使ったANAマイルの貯め方で、旅費がタダ同然に。
今回のSFC修行、マジメにお金を払っていると20万円以上の出費となっていましたが、ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換したことで、旅行中の食費以外は出費が発生していません。
ポイントサイトを使えば、誰でもANAマイルを大量に稼ぐことができます。
私のマイル獲得画面がその証拠。
現在約617,000マイル保有、毎月大量のマイルが獲得できているのがお分かりいただけると思います。
この方法の強みは、「誰にでも実践可能であること」です。これに尽きます。
具体的な方法はこちらのページで解説しています。
多くの方が既に実践し、ビジネスクラスやファーストクラスで優雅な旅に出かけたり、遠方にほぼ無料で出かけています。
早く始めなければもったいない。ぜひ実践してみてください。
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