今回は、那覇空港国内線ターミナルにあるカードラウンジ「ラウンジ華」を利用したときの様子をお伝えします。
目次
カードラウンジって?
空港とカード会社が提携して運営する有料ラウンジ
カードラウンジ(空港ラウンジとも言います)は、空港とカード会社が提携して運営するラウンジです。
日本国内のほとんどの空港に設置されており、当日に飛行機を利用する人が出発までの時間をゆったりと過ごすことができる施設です。
カードラウンジの利用条件・利用方法。到着時にも使えることがあります!
ラウンジによって少しずつ異なりますが、一般的には
【当日出発・到着の航空券提示+利用料金の支払い】
によって入室することができます。
(ラウンジによっては当日出発の航空券を提示しなくても入れるところがあるようです。)
料金は大人1,000~1,300円程度、子どもはその半額で500~650円ほどのケースが大半です。
ゴールドカード等対象カードを持っていると無料で利用できる!
上で触れたとおり、カードラウンジを利用するには、利用料金を支払う必要があります。
しかし、対象となるクレジットカードを提示すれば無料で利用することができます。対象カードはラウンジによって少しずつ異なりますが、
「ゴールドカード以上のカードと当日の搭乗券を提示すれば無料で利用できる」
と理解しておけばほとんど問題ありません。
カードラウンジと航空会社ラウンジは全くの別物です!
このカードラウンジと、各航空会社が運営する航空会社ラウンジ(ANAラウンジ、サクララウンジなど)とは全くの別物です。よく誤解される点ですが、これを理解するには、
【ゴールドカード保有者】≠【航空会社のゴールドメンバー】
である点をおさえる必要があります。
ゴールドカードは、クレジットカード会社の所定の審査に通過することで保有できます。
一方、航空会社のゴールドメンバーは、その航空会社の飛行機に何度も搭乗し、上級会員としてのステイタス獲得した人のことを言います。
つまり、ゴールドカードを保有していても、その航空会社をあまり利用していない人は航空会社のゴールドメンバーではありません。
逆に、ゴールドカードを保有していなくても、その航空会社を頻繁に利用していれば、航空会社のゴールドメンバーになることができます。
そもそも、カードラウンジと航空会社ラウンジは
【カードラウンジ】=ゴールドカード以上のカード保有者が無料で使えるもの
【航空会社ラウンジ】=航空会社ゴールドメンバーが使えるもの
です。
例えば、ゴールドカードを持っていても、ANAのゴールドメンバー(ANAではプレミアムメンバーと呼びます)になっていない限りは、ANAラウンジを利用することはできません。しかしゴールドカードを保有しているため、空港のカードラウンジは無料で利用できるのです。
那覇空港のカードラウンジ「ラウンジ華~hana~」の場所・営業時間
場所は国内線ターミナル1F
那覇空港のカードラウンジ「ラウンジ華~hana~」は、国内線ターミナル1階にあります。到着口に向かって右に歩いた突き当たり左手にあると覚えておけばOKです。
ラウンジ華の営業時間
営業時間は
【午前8:00~午後8:00】
です。
ただし台風などにより営業時間が変わる場合があるそうです。
那覇空港カードラウンジの利用条件。楽天カードもエポスカードdカードもゴールドならOK!
入場料金は、税込で
【大人1,296円、子ども648円】
です。
しかし、当日発着の搭乗券(出発・到着どちらもOK)と対象のゴールドカード等を提示すれば、無料で利用することができます。対象となるカードはこちらです。
以上の会社のゴールドカードと当日の搭乗券を提示すれば、無料で利用することができます。エポスゴールドでも入れますよ!
内部には様々な設備があり、一部設備の利用には追加で料金が発生します。
シャワールームの利用料金は、税込で
【864円】
です。
中にインターネットが使えるPCがあり、利用料金は
【100円/10分】
となっています。
その他、中でアルコールを注文すると別途お金がかかります。
当日出発だけでなく、当日到着の航空券でも利用できる
他の空港のカードラウンジは当日にその空港を出発する人だけを対象としている場合がほとんどです。しかし那覇空港のラウンジ華は、当日に那覇空港に到着した人も利用することができます。。
那覇空港カードラウンジの入口の様子
入口の左側には大きな案内があります。
左側にある説明を拡大すると…
ここに表示されている料金は税抜き価格です。
中には
・ラウンジ
・ドリンクコーナー
・シャワールーム
・ビジネスコーナー
・コイン式インターネット
・プリンター
・トイレ
の設備があります。
入口の様子がこちらです。
那覇空港カードラウンジの内部
受付を済ませて、中に入ります。受付で提示するのはモバイル搭乗券でもOKです。日付が確認できればそれで構わないとのことでした。
入口から廊下へ進むと…
この左手にある入口が化粧室とシャワールームヘの通路です。
右手に化粧室(小さめです)、左手にシャワールームがあります。
廊下へ戻り、奥へ進んで振り返るとこんな感じです。
廊下を戻って突き当たったところに電話の通話スペースがあります。
ラウンジ内では携帯電話による通話は控えなければなりませんが、通話スペースでは自由に通話可能です。
ソフトドリンク
さて、先ほどの画像の左手にソフトドリンクのサーバーがあります。
左から
・お茶のティーバッグ、お湯
・エスプレッソマシン
・コーヒーメーカー
・冷たいソフトドリンクサーバー(ジュース・コーラ・お茶・ジンジャーエールなど)
・製氷機
が並んでいます。
更にその右にある冷蔵庫の中には、
・アイスコーヒー
・シークアーサージュース
・マンゴージュース
・トマトジュース
が入っていました。
シークアーサージュースはいつも入っていますが、マンゴージュースは入っていたり入っていなかったりするので、入荷状況によってジュースの内容が変わるのかもしれません。
私がこのラウンジを利用するときは、せっかくの沖縄ということで、いつもシークアーサージュースを飲みます。シークアーサージュースは他の空港では見たことがありません。
サッパリとしていてとても美味しいですよ。
利用した食器は、ソフトドリンクコーナーの左端に返却します。
なお、この画像の左上にアルコールの陳列がありますが、アルコール類は有料です。
・オリオンビール(生ビール)=324円
・ワイン(赤・白)=648円
・泡盛(100ml)=540円
となっています。ラストオーダーは19:30、ラウンジが閉まる30分前です。
ラウンジの座席・座席で使える設備(コンセント・Wi-Fiなど)
ラウンジ内には一人掛けの座席が50席近く用意されています。ほとんどがソファ席です。
これは最も入口寄りの座席から奥に向かって座ったときの画像です。
右側に見えているテーブル席にはコンセントが用意されており、機器の充電等にも対応しています。
逆に、ラウンジの奥から入口方面の座席を臨むと、このような↓写真になります。
ここから左に目を移すと、少し明るめの座席スペースがあります。
この座席はコンセントがついており、携帯電話等の充電が可能です。
これ以外にも持参PCを使うことができるパソコンデスク席が5席と、コイン式インターネットが使える席が1席用意されたビジネススペースがありました。
(利用者が多かったので、写真撮影は控えました。)
コイン式インターネットの利用料金は10分100円です。
那覇空港カードラウンジのシャワールーム
那覇空港カードラウンジにはシャワー室があります。空港内のラウンジで唯一のシャワールームです。
シャワールームの利用料金は、30分で税込864円です。
シャワールームを利用したい場合は受付に申し出る必要があり、最終受付は19:00(ラウンジ営業時間の1時間前)です。
受付に置かれている案内によると、シャワールームには
・ボディーソープ
・リンスインシャンプー
・タオルセット
・ドライヤー
・歯ブラシ
・カミソリ
・シャワーキャップ
・ブラシ
が用意されています。
那覇空港カードラウンジを利用しての感想
それほど広くないので、混み合うことが多い印象
那覇空港には全国各地から多くの飛行機が発着するので、空港利用客は比較的多いように思います。それに対してこのラウンジは少々狭く、私が行くときにはいつも混んでいる印象です。
私はこれまで平日に利用する機会が多かったので、まだマシなほうかもしれません。混んでいるとは言っても、空席が一つも無くて座れないということはありませんでした。休日、特に大型連休やハイシーズンになると、定員オーバーになるのではないかと思われます。
窓がないので閉塞感がある
このラウンジには窓がありません。明かりはしっかりとついていますが、スペースが狭い上に窓がないという相乗効果で、どうしても閉塞感が否めません。
ちょっと気になる注意書き「お静かにお願いします」
このラウンジ華を利用していると、所々、
「お休みのお客様がいらっしゃいます。お静かにお願いいたします。」
「苦情が増えております。お静かにお願いいたします。」
など、静かにするよう促す掲示物が貼られています。
ということは、騒がしくなる時間帯がある、騒がしくする利用客が多いのだと思います。私は実際にうるさい場面に遭遇したことはありませんが、ゆったり過ごすためにラウンジに入ったのに、喧噪が気になるようでは残念ですね…。
保安検査場外にあるので、搭乗時間にケアする必要がある(特にJAL利用の場合)
カードラウンジの大きなデメリットの一つとして、保安検査場外(保安検査を受ける前の場所)にあるので、保安検査場の混雑を見越した利用が必要になるということがあります。保安検査場が混んでいたせいで、飛行機に間に合わなかったということがあったら大変ですから、混雑が予想される場合は早めにラウンジを退室しなければなりません。
このラウンジ華も例外ではありません。
更に、ラウンジ華からANAの保安検査場まではそれほど距離はありませんが、JALの保安検査場までは比較的遠いので、当日の出発前にラウンジを利用する場合は、どれぐらい離れているのかを実際に確認しておいた方が賢明です。
また利用の機会があり、追記すべき点が生じた場合には更新していきます。
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